【名前】
ロゼッテレス
【性別】
男/無性
【年齢】
76歳/不明
【種族】
人間/クルール
【所属】
BAR-RABBIT- 店員
【性格】
お調子者、浮き足立ってる馬鹿野郎。
常にヘラついてのらりくらりと生きているように見えるが、見えるが………いや、うん。違いなくのらりくらりと奔放に、そうして生を彷徨っている。
外見では触りがいいもののどことなく胡散臭い。
言えば本当の彼は高潔なんてものではなく、どちらかならば悪辣で趣味が悪い。
故に例え他人を蹴落とそうと、良心が痛むことなどまず一も無いのだ。擦り切れてしまった、と言い換えることも出来るが。
いざ立ち合えば最優先は相手の不快、自分の快は二の次の偏食家。
盗人精神、猛々上等。唯一と言ってもいい趣味の怪盗?泥棒?ゴッコは苛烈を極め、証拠を消すなど勿体無い。義賊でも無い故大々的な逃走劇を好み、またそれを極上の快楽とする。万年単位の犯罪者を政府に置いちまっても良いってのかよ。
逆に言えば、彼の人生はそれっきり。虚を紛らわす為の趣味であり、本当の彼は実にサビシイ。
生きていれば意味はいつしか生まれるのかもしれないと幻想を抱き、人生に寄生し人生を乗っ取り、儚き命達を浪費してきた。
一点を除けば、意識を割くことも傾けることも少ない。表面上は笑っていようと心の内は全くの空っぽ。
人を知りたい、人に成りたい。
ニンゲンとは何だ、一体何がニンゲンを人間たらしめる?
愛とは何か、なんたるか。
それを考え、それに由来する行動をとる時にのみ気持ちは昂り表裏は一体となる。
愛を、人を理解する事が。
彼にとっての、ちっぽけな生きる目的。
【容姿】
《傀儡の男》
画像参照。身長191cm
絞られた肉体を持ち、筋骨隆々という訳では無いものの付くべき所に筋肉は付いておりマッシブな印象を相手に与える。
艶が抜け落ちたような、まるでお習字の墨を落としたような紫混じりの黒髪をオールバックに。
面の右側は火傷で皮が剥げており、人によっては恐怖と不安を覚えさせる痛々しさを孕んでいる。
基本は常に糸目であり、開眼こそまあ…あるかも、しれない。本来の眼の色は灰色である。
額にはスチームパンク風のゴーグルを付けているものの、明確な用途があるかと聞かれれば大体無い。気分で目に下げたり、単なるオシャレであったり。深い意味なども、恐らく無い。
伸縮性及び耐久性に優れた黒のモックネックインナーを着用、上から焦茶色のジャンバーを羽織っている。どちらとも中々に使い古されているようで、特有の縫い目の荒っぽさが、ジャンバーには特段出ているようだ。
首からは一つの指輪をチェーンに繋いで吊り下げており、手には黄土色のライン混じりのライダーグローブを通しており、洗っていない時には砂塵のほこりが付いていることもしばしば。
一般的によく見られる紺色のジーンズを穿き、年季の入った薄茶色のオフロードブーツを履いている。
《ナカのヒト(?)》
最大身長46cm。最小6cm。
寄生生物というかなんというか、傀儡の人間の内に潜む半魚人。クルール。サカナ。と言っても、寄生自体は後述の後付け設定であるのだが。
体色は薄紫色で、まるで胎児の体中に血管が張り巡らされているかのように醜悪。
目は白黒が反転し、黒目はオレンジ色。稀にこの眼が傀儡越しに見えることもある。
肘から先、腰から先は色彩を含んだ紫色の鱗り覆い尽くされており、見た目によらず硬度は鉄の合板程。
これが丸々体内に潜んでいる、という訳ではなく、あくまでも体中に浸食した彼の集合体がこの姿なだけである。
【武器】
『カイメンの憂鬱』
たぷりと適量の水が入った簡単な小瓶。
小さな小瓶から溢れ出すは無尽蔵なる大海。
容量に合わぬほど大量の液体は、小瓶を指揮棒として変幻自在に相手に襲いかかるだろう。
液体には老化の呪縛が宿っており、かかれば忽ち筋力、思考力、神経伝達が老衰する。
外面での変化は感じれず、されど無限の時を生きる事が確定している生物には効果が一切発動しない。
只の火消し用の水程度にはガラクタに成り下がる。
※容器の破損にはご気をつけください!
『盲目王子は灰山に埋もれるか』
透き通り無垢な輝きを放つガラスの靴。
使用者の足の形に変形しピッタリに収まる、有象無象の証。n番煎じなシンデレラの証。
使用者の意思に応じて、底面から極薄のガラス板を作り出す。
ガラス板は物理法則を無視して宙に浮き、本体であるガラスの靴が破壊されない限りは破られることは決してない。
出現させられるガラス板は人間大のlarge、その半分程のmiddle、足踏み場程のsmallとそれぞれのサイズに分かれた三枚。
※真実の愛は見つけられません!
『油海』
無駄に豪華絢爛な装飾が施されただけの銀色のオイルライター。
周囲の炎の吸収、変換を可能とする。
火力と規模に関わらず火種一つをも残さず吸収し、サラサラとした小麦色の油へと変換される。
“油”と称して使用されるものであれば何にでも変質するが…まぁ、意味の分からない気色の悪いものを食用に扱ったり、大事な機械に注したりはそうしないだろう?
また一度容器を経由した油は経口で摂取することで活力剤となり、身体能力向上のバフと多量の快楽物質の分泌を齎す。
※過度な使用は依存に直結します!
『乏しき電脳、yuyu式世界』
ライトブルーに外装が塗装された折り畳み式の携帯ゲーム機。
ゲーム機背面上部に位置する小型のカメラが映し取ったものはその全てが厳密に記憶され、同時にそれらは魔道具効果の対象となる。対象の数に制限は無く、約30万の画素数によって構成されるゲーム画面に映された効果対象らは、平面的な世界の赴くままに縛り付けられることとなる。
その効果といえば、自分と相手へ極端な行動の制限を押し付けるというもの。表現するならばそう、ターン制RPGみたいな感じ?
攻撃も能力の使用も、防御も回復も回避も。一回動けば、その場はそれっきり。二重丸なんてありはしない。二回行動なんてありはしない。けれど相手が行動すれば、いずれまた自分のターンが回ってくる。埒が開かない?そうだろう、開かせる気などないものね!此処は言うなればゲームのナカ、外からの存在もゲーム仕様にしてしまおう。如何なる因果があろうとも、列に並んで気をつけだ。
※やり過ぎは視力悪化の原因となります!
『物理的LOVE YOUを君に』
質素かつクラシックな印象を与える漆色のアイスピッケル。
本心を偽る力が、自分を否定する力が高ければ高いほどに威力を増していく特性を持つ。
此れ由来の刺突、打撃は外面には現れないが、代わりに威力の全ては内部へ浸透し、有無を言わさず体内を破壊する。
生物に於ける例外のない弱点を突くのだから、攻撃が当てられればタダでは行かない。
また、当然のことながらリーチは短い。
肉を切らせて骨を断つ。
骨が無ければ内臓を。
内臓無ければ神経を。
其れ等無ければ根こそぎを。
そうして何もが無くなれば、挙げ句の果てには魂を。
※人に向けて使ってはいけません!
『彼方征く記憶のキリトリ』
清廉潔白を表すような純白に煌めく日本刀。
剣筋で素早く空をなぞり円を描くことで、空間を名の通りに切り取る特性を持つ。言わばトリミングである。
また切り取った空間を消去する事が出来、空気による穴埋め、魔力による穴埋め、穴埋めを選ばず周囲の空間に帳尻合わせをさせるといった選択も可能である。
生物を切り取り線に巻き込むことは出来ず、攻撃を与えるならば直接叩くしか無い。選択を工夫して扱えば、遠くにあるものを吸い寄せて掴むなんて芸能も。
切れ味は中々、特性の応用も抜群である。
※失ったモノは修復できません!
『亜界門かみゐらず』
所々に青々とした苔が生えるシンプルな神棚。戸をひらけばそこは亜空間、全てを受け入れる、際限のない無限の収納スペースである。普段はこの中に魔道具を仕舞っているが、戦闘時やその前、非常時には此処から引っ張り出して魔道具を使用する。当然ながら中は見るに見れない、ドラ◯もんじゃああるまいし。四次元◯ケットじゃああるまいし。
また神鏡と1セットになっており、神棚から入った物は神鏡を経由しての擬似的なワープをさせられる。それ故に退却のために神棚内の亜空間に移動、安置に置いていた神鏡から安全に拠点に。なんて事も可能である。
※神頼みでは望みは叶いません!
その他魔道具。 coming soon.
【能力】
『Parasite Excite Beside』
種族特性、権能による耐性を除き、生きとし生けるものすべてへの寄生、及び意識の侵食を可能とする能力。
能力によって生み出された極小の鱗を対象の首裏に射出し、刺さった段階から身体全体にに蔓延、寄生をする。
寄生を取り除く方法は熱のみ。
寄生された対象を3460℃以上の熱で加熱する事で肉の芽は融解し対象の身体から完全に排除される。
寄生を重ねる度に宿主の耐久性能を受け継いでいき、やがていつかは熱を除く全ての攻撃に耐性を持つだろう。
条件として、寄生するには対象が生きている、若くは仮死状態にあり、且つ対象の精神が摩耗衰弱している必要が有る。
寄生された者には莫大な寿命が与えられ、それは対象に残された寿命の二乗の数。
自殺で命を絶つ事は許されず、長命の種ならば悠久を過ごす苦しみを味わう事だろう。
尚他殺ならば致命傷を喰らった後に死ぬ事が出来るが、それにしても自らが死を望んだならば、死を受け入れたならば心臓が脈打ち、強制的にその身体は再生、復元する。
対象の精神、意識、意思が完全に破壊され沈んだ時、肉体の行使権は彼、ロゼッテレスに移行する事となるだろう。
能力が作用すれば対象の体には彼が宿り、宿主の体を遠隔で移動できるようになる。肝心なのは彼の意識が何処にあるかであり、傀儡の肉体が滅びようとまた別の宿主の元へ意識を移せば彼までもが死ぬことは無い。
確実に、手札は減っていくが。
『Misstake oversave』
ミクロから掌大に至るまでのサイズを可変とし、泡を作り出す能力。
傷害、疲労、病気、呪縛等のデバフと判断しうる損害消耗、また外存在を泡に閉じ込め、結果的に対象を回復させることができる。
発動条件は泡に肉体が接触すること。
生み出せる泡の数に上限はなく、許容限界は存在せず。されど、泡一つに付き収納出来るものは一種類のみ。
泡が爆ければ閉じ込められていたソレは解放されるが、元の持ち主へと戻るわけではなく。泡を破った愚かなる者へと押し付けられる。
泡の中に閉じ込められる時間が長ければ長いほどにソレは増幅していき、許容限界のない特性と合わさって相手を阻む大きな障壁となるだろう。
【SV】
「オレは世紀の大盗賊…じゃねェや。ンま、オレゃしがないBAR店員のロゼッテレス。キレーに火傷してンだろ、こりャあ一生自慢の名誉モノ。なんてな?」
「面白ェ人間ってノは、底知れナさが在ってこそだ。ほら、馬鹿馬鹿しいぐらいが丁度良い時だってあるだろう?所謂ればそんなモンよ。」
「哲学思考は楽しいよなァ、愛って何だと思う?何をすれば愛たリ得る?キミの回答を聞かせてくれよ、答えを知らなイ哀れなオレにさ。」
「真っ当な人生なんざ最早どうデも良いね。そも人じゃねンだから可笑しな話だぜ、縋りしがみ付き生き延びルのがオレッつー生き物なのさ。」
「盗んだ物を返せって言われたっテよ、オレぁ全く知らないぜ?コイツが勝手にオレんとこに来たんだ。選ばれたヤツはやっぱふた味ぐレぇは違ェのよ。」
「恋人ぉ?ん〜ッと…オレぁ一世紀につき一人迄、そう決めてるんでな、どーゾ諦めなちょってくれよ。生憎様、ランデヴーは御趣味じゃアないんだわ。」
【備考】
最高で五万年に近い年月を彼は過ごしている。まぁその過程で生んだものなど何もなく、精々やってきたことと言えばヒトが築き上げた物を横から掠めるくらい?
彼が持つ魔道具は、何処か裏側のルートを伝ったり、何処か有名所から陰ながらに盗んだりして入手したモノ達である訳だし。
この身体だって奪い、嫌々貰い物。今に至る迄のジン生では女の姿を盗る事もあったし、それと日頃の行いが祟りてか襲われた事も幾許か。
恨みを買って肉体は何十回も処され滅ぼされ、その度に避難所否々、別のニンゲンへと意識を移し生き延びてきた。
ま、それもこれも“愛”がナニカを知る為だ。
愛を知る為なら何でもしてきた。体を売ろうが、逆に買おうが。時に慈愛の心を持ちつつ、時に身勝手に生きた。満足のいく答えが得られなかったなんてことは明瞭だが。
全てを捧げれば愛してくれるでしょう、問えば愛で返事をしてくれるでしょう?
幾万年の日々の中無自覚のまま、教わった。気付いた。悟った。必ず、何時か見返りは来るのだと。
なーんて言ったって、今までにそんな物は微塵もないさ。
だからこそ擦り切れてしまった。
それでも尚、裏切りに塗れた生を生き続けるというのは…なんとも滑稽で、なんてロマンチストなんだろうね。
【イメソン】
『FAKE LAND』
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小賢しい恭しい礼装マン 涅槃までかっ飛ばす Bassball bat
ON&ON 骨の Rail coaster 青いシグナル And you don't stop
発車オーライ 人生そのものがアトラクション
電飾も踊り出す 夜通しの娯楽場
象徴は狂乱のシルクハット 激情のワイン 溢れ出す着想
恣意的に偏らす喜怒哀楽 感情ファイナンス
無利息の喜びを貸し付ける 返済は歓声と笑顔のみで Win-Win な間柄
『夜は眠れるかい?』
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呼べば聴こえてるかい?
歩き始めるかい?
心砕かれたって無理して
威勢を張ってんだ
鼓動を打ち鳴らそうぜ
声を張り上げようぜ
ウザい世間に見せつけるように
止まらないように
揺るぎないように
自分自身はまだ捨てないように
『狂乱Hey Kids!!』
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狂って hey kids!!
閉ざした昨日を照らして 行き場ない衝動
狂って hey kids!!
戻れない場所を探して woh oh woh oh oh oh
狂って hey kids!!
くだらないエゴを飛ばして 意味の無い抗争
狂って平気?? 私の名前を吐かないか?
“Are you ready? I respect the hero!!”
『東京ミッドナイト』
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忘れないでよ
朝が近くなるほど虚しさだけが
手に残り闇に呑まれてゆくこと
もうこのまま堕ちてゆくの
じれったくなってる
だけど待ってる
叶わない夢に憧れたまま
最後の日はひとりじゃない
夜を迎えましょう
今宵も狂ってる迷い込んでる
くだらない嘘だらけの世界で
明日を捨てて夢の中で
踊り続けましょう
煌めいてる飛び回ってる
変わらない日々を捕えられるまで
1人だけじゃ寂しくても
思い出して眠りにつくだけ
【関係募集】
・犯罪トモダチ
『シレネ・フロル』主さん宅
『鬼門 酒渦』鮭さん宅
「物好きダよなぁ、お前らも。人を苦しめる為の犯罪じゃねェ、オレが悦ぶ為の犯罪だ。…他所様のスタンスにャ口出さねーよ。ま、精々しょっピかれねエようにな。」
・健全なオトモダチ
・BARでの顔見知り
・盗人としての彼を知る者
・彼に大切な物を盗まれた者
・犬猿
『河合 茜』グラサンさん宅
「カミサマにでも愛されてンじゃねェかな、アイツ。まるで犯罪を犯すために生マれて来たみたいで笑えルな。ははは、マジで悪趣味。」
その他関係随時募集中です。