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さん (8z9vrvz5)2024/1/1 22:56 (No.88271)削除
〖人が人を忘れる順番〗


"人が人を忘れる順番って知ってる?"

"それはね…"


「酒那…もう一度、酒那の声が……」

「…あれ…酒那の声って…どんな声だっけ…?」

"最初は声"

貴女の墓の前で、貴女が言ってくれたことを思い出そうとしてみる。
でも、ノイズが掛かったように声が聞こえない。
貴女の声を、忘れてしまったみたい。


「酒楽…いつも、キミは…」

「酒楽は…私と同じ目と髪の色をしてて…あれ…?分かんない…」

"次に顔"

悲しい時、貴方が笑って励ましてくれた。
だけど、その笑顔を思い出そうにも思い出せない。
貴方の顔すら忘れてしまった。


「……………」

「キミ達と過ごした時間は、私にとって忘れてしまうようなものばかりだったみたい。」

"最後に、思い出"

どれだけ記憶を探り続けても、大切な貴方達が居ることしか思い出せない。
悪魔を恨む理由すらも忘れてしまったら、どうなるのだろう?
名前だって、今にも忘れてしまいそうだ。




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みくろんさん (8z99zpwh)2023/12/28 10:40 (No.87459)削除
【暗躍するモノ:専門家の記事】
_政府の貴重資料保管庫にて火災が発生。同時刻にEランクの悪魔数人が爆発事故によって死亡。

_憤怒の信者が何者かの攻撃によって複数人死亡。原因は不明

_ノアの方舟の医療班による市民の治療が何者かによって妨害...市民は重症を負ったが、命は無事助かる

_アウトサイダーから秘密結社:MAGに送る予定であった呪いの死体が、何者かによって盗まれる。数週間経ったが犯人は未だに分かっていない

_政府組織から武器や資料が盗まれた。容疑者は逮捕。


上記はここ一ヶ月で起こった事件を一部抜粋したものである。
何故この組み合わせにしたか?それはこの一ヶ月で起こった中でも、この5件には共通点や疑問点が複数あるからである。
まず一件目の『政府の貴重資料保管庫』での火災だが、これは放火犯がいるとみられる。政府は保管庫を注意して管理しているため、ミスで火災が起きるとは思えないのだ。それで放火犯が火災を起こした、と考えても少し疑問が残る。政府は保管庫にかなりの防火性能を搭載している筈だし、セキュリティが高い保管庫に簡単に忍び込めるとは思えない。
犯人は恐らく相当の犯罪者。そう考えて良いであろう。


そして同時刻に爆発事故が起こった。これは間違えなく偶然ではない。
同じ犯人が行ったと考えるには、火災と爆発を両方起こしたことになるのでかなり、無理がある。なので共犯者が行ったと考えて良いであろう。
しかし疑問が残る。犯人達は何故このように関係無いところで、火災と爆発事故を起こしたのであろう。反政府のようなテロリストであれば、悪魔を狙った爆発事故より、政府の直ぐ近くを爆破した方が、火災と組み合わさってかなりの被害が出た筈だ。また、悪魔を爆発で殺すつもりなのなら、わざわざその悪魔を討伐する政府の保管庫に火災を起こすメリットは存在しない。

まるでこれは…人類と悪魔、両方に対する『嫌がらせ』のように私は感じた。読者の皆さんは、どう考えたであろうか。


次に憤怒信者の悪魔殺害。これは政府にとっては嬉しいニュースであった。…しかし、不気味である。その憤怒信者達は最低でもCランクであったのに、それらを殺し、しかも犯行の後を残さなかったのである。
憤怒信者達が油断していた可能性もあるが、それでもCランク以上を数人殺すのは、それを一人で成し遂げたとしたらかなり異常である。しかも証拠を残さず、殺したという事実だけ残していって。
犯人は殺したという事実すら隠蔽することもできたであろう。
しかしそうしなかったということは、ある意味これは、憤怒や悪魔達への宣戦布告、上記と同じく『嫌がらせ』とでも呼べるだろう。


三件目の妨害。これは完全なる『嫌がらせ』である。しかもかなり質が悪い。ノアの方舟の医療班は手間をかけたし、市民達は重症を負った。
こちらは政府に対するテロリストの可能性が高い。
しかしどうも、上記二つの事件と同じく、『嫌がらせ』という共通点があるせいで、同じ犯人だと思うのは…気のせいだろうか。


四件目の死体盗難。
数週間経っても犯人が見つからず、候補すら無いというのは、かなりの異常事態である。恐らく犯人は秘密結社MAGでもなく、アウトサイダーでもなく、そして政府でもない。市民ですら無いだろう。自分達の生活を便利にしてくれる道具作成を邪魔する必要は無いのだから。なら悪魔だろうか?仲間の死体を取り戻しに来たのかもしれない。そう考えれば筋が通るが…此方も只の、『嫌がらせ』で済んでしまうのが不気味である。


五件目の資料・武器盗難。
政府からしたら大損害である。しかも容疑者は見つかったが、盗まれた武器や資料は未だに政府へと戻ってきていない。
容疑者の女性は「違う。私じゃない」と取り調べに対して応じている。
嘘を貫き通すつもりなのか、本当に無実なのか…真偽は不明だ。
これで別に真犯人が居たとすると、容疑者の女性、政府、警察などに対する嫌がらせでもある。女性の無実が確定した場合、政府は市民から信頼を失う。


…如何だっただろうか。共通するのは『嫌がらせ』

私は世界の裏側で、アウトサイダーとは違う『ナニカ』が暗躍していると思えるのだが…読者の皆さんはどう考えるだろう

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