緑
緑茶さん (8z88g5i0)2024/2/23 16:05 (No.96135)削除【Έρωτας με την πρώτη ματιά, πρώτη αγάπη】
好き。
大好き。
ずっと見ていたい。ずっと一緒にいたい。ずっと話してたい。触れてたい。
でも、ボクにはそんなことを言って良い資格はない。
ないから。
見てるだけ。
ちょっと近くで見てるだけ。
近くにいるだけ。
それだけで良いから。それ以上は何も望まないから。
望めないから。
でもね、本当は嫌なの。
きみが他の子と話してるのも、一緒にいるのも。誰かに触れられたり、触れてるのも。
他の人のものにならないでほしい。
ボクだけのものになってほしい。
でもきみはものじゃないし、きみにだって気持ちはある。
きみがもし、他の人のことを好きになったらどうしよう。
ボクは喜べるかな。
でももうその時は、きみがボクに向けている愛は他の人のものになってるんだろうな。
それはいやだな。それもいやだな。
他の人を愛さないで欲しい。
好かないで欲しい。
でもきみは優しいから、きっと他の人のことも愛するし、好きになる。
ボクにはできないことも、きみはする。
いいなぁ。ボクにはきみしかいないのに。
きみはボク以外にも大切な人がいる。
もうボクにはきみしか残ってないのに。
ずるい。
ずるいよ。
ボクだけ考えて欲しい。
ボクのことだけで頭いっぱいになって欲しい。
ボクのことだけで苦しんで欲しい。
ボクだけに優しくして欲しい。
ボクだけを触れて欲しい。
ボクだけを抱きしめて欲しい。
ボクだけに笑顔を見せて欲しい。
ボクだけを好いて欲しい。
ボクだけを愛して欲しい。
ボクだけものになってよ。
ボクもきみだけのものになるから。
でも。
こんなこと言えない。
言っていいはずがない。
ボクには、きみに愛される資格も、愛する資格もない。
そんなボクがこんなこと言って良いはずがない。
だって……
気持ち悪いでしょ?
迷惑でしょ?
きみだって、こんなことボクに想われたくないでしょ?
だから言わない
言えない。
我慢しないといけない。
でもね、本当は言いたいよ。
だって好きなんだよ。
大好きなんだよ。
愛してるんだよ。
他の人たちは死んでも良い。
今ボクたちが知ってる人達が死んでも、きみが隣にいてくれれば、ボクはそれだけで良い。
けど、そんなこと言ったら困らせるだけ。
「まぁボクに言う気はないですけど。」