世界観

XXXXX年。

地上より遙か高くにある天空都市EDEN。

地上から隔離されている、大きく広い世界。

EDENは大昔、旧支配者である邪神の手によって支配され、人類に災厄が降り掛かっていた。

しかし、魔女、勇者、賢者が旧支配者を封印し、EDENを悪の手から護り抜いた。

それからは、女神の手によってEDENは護られている。

そしてそんな天空都市が人類の手に渡ってから数万年の月日が経った。

EDENには魔法や能力を使い、生活をする人類が生きていた。

それからの天空都市がずっと平和だった…とは言い難い。だが、それでもありふれた世界の歴史を送っていた。

その史上、戦争をした数はほんの数回。100年戦争になったのはたったの1回。

楽園。そう呼ぶに相応しい場所であった。

あの異変が起きるまでは。 

ある日、天空都市EDENは原因不明の大爆発が起きた。

それにより、世界は半分以上が荒野となった。

今までのようなインフラは整っていなく、荒廃した世界の惨状が、人類に痛々しく襲いかかった。

しかし、被害はそれだけでは無かった。

人類の負の感情によるエネルギーが一気に溢れてしまい、悪魔と言う化け物が誕生してしまった。

生まれた悪魔は独自の魔法で呪いを生み出し、世界を壊滅状態にしようと暴れ回り始めた。

そして世界は、混沌と狂気に包まれた。

そこで、世界政府は人類に悪魔と呪いの抹殺を命じると共に、対抗組織を作った。

人類は悪魔とその呪いを打ち払い、平和や秩序を取り戻し、それを護ろうと魔法と能力を使って抗う。

悪魔と呪いは各々の闇に世界を染め上げんと、魔法と能力を使って狂気と混沌の萌芽を撒く。

そんな戦争が起きてから50年が経った天空にある終末世界での御話。

これは世界の運命を賭けた、壊れかけた世界で起こる物語。

御伽噺のように儚く、そして神話のように血腥い戦いが今、幕を開けた。